第9章 奇跡✴︎寺本俊
数時間前から光ったまんまの手術中の板
明結さんが無事なら。
明結さんが無事ならもう俺は何も要らない、、明結さえ、、無事なら、。。
そう思っていると手術中の光が消え中から医者が出てきた
俊「明結さんは⁉︎明結さんはどうなったんですか⁉︎」
医者「………………奇跡が起きました」
俊「……奇跡……?」
明結『俊』
俊「明結さん!」
運ばれて行った時と同じ状態で明結さんは俺に話しかけた
そう、明結さんが俺に話しかけた!!
明結『俊、今まで何も話せなくてごめんね。声は聞こえてたんだけど返事が…キャッ!』
俊「明結さん。。。明結さん。。」
ボロボロと涙を流し明結さんにしがみつく
動いてる。
喋ってる。
俺の名前を呼んでる。
その事が嬉しすぎて、、当たり前のことだった事がとても嬉しくて。
涙が止まらない………