第1章 そんなのなしだよ?✴︎威土冬也
〜冬也〜
それからも、僕はあいつ(誠也)のせいで明結と一緒に帰ることができなかった
あいつのせいで………
冬「…………」
明結『え、ちょ、冬也どーしたの?めっちゃニコニコしてて怖いんだけど。』(ボソッ
誠「最近さぁー朝からずっとあの状態なんだよー。今日も朝からイライラしてて俺、朝飯パン一個だぜ?どーおもう⁉︎」
明結『え、一個で良くない?』
誠「たりねーよ!!」
冬「…………」
もう、明結とは喋らない。
明結が僕にどんだけ喋りかけても1ヶ月は絶対喋ってあげない。
もう、決めた。
明結『どーしよ。さらに冬也の口角が上がったんだけど……』(ボソッ
誠「うぅ、早く明日が終わってくれれば……」