第3章 いつまでたっても何処にいても✳︎威土冬也
〜32年後〜
先生「っ!威土さん!威土冬也さん!聞こえますか⁉︎」
樹希斗「父さん!父さんしっかりして!父さん!」
あぁ、やっと明結に会いに行ける。
明結ごめん。
すぐに会いに行くっていったのに時間かかっちゃったね?
樹希斗には奥さんができたんだよ。
可愛くて気の利くいい子で……って、続きはそっちにいってからにしようか
あぁ、いくら可愛くても明結にはかなわないよ?
ピーピーピーピーピーピー
先生「……6時20分。威土冬也さんがお亡くなりになられました」
樹希斗「っ……」
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冬「明結、ただいま。」
明結『ふふっ、おかえり冬也』
冬「何の話をしようか?」
明結『全部、聞かせて?ダメ?』
冬「もちろんいいよ」ニコッ