第24章 菅原孝支 初恋
私の中いっぱいいっぱいに菅原さんを感じる
苦しいけど
それ以上に幸せで
初めて感じる気持ちいいが全ての痛みを吹き飛ばす
はじめて
をもらって嬉しいといつもみたいに笑った菅原さんの顔が今度はくしゃりと涙で歪む
『えっ?!泣い‥「泣いてないから!!幸せすぎて!!泣きそうなだけ!!好きな子の前でエッチしながら泣くとかさすがに恥ずかしすぎる!俺の情緒しっかり!!!」
きゅっと唇を尖らせて涙を堪えている菅原さんをみてなんだか愛おしさがさらに増して胸がきゅんとした
「なに笑ってんの‥?」
『んっ‥可愛い‥なっ‥て思いましたっ‥』
「ふーん?彼氏にそんな事言っちゃう?」
『まっ‥そこ‥‥だめっ‥です‥っ』
ついふっと微笑むと今度は拗ねたように頬を膨らませた菅原さんが私の制服のシャツと下着を横に放り投げて胸の先を舌先で舐められる
身体の奥に直接感じる刺激と
敏感になった胸の先を同時に責められて慌てて声を出す
「もっと気持ちいいになったらいーべ」
な?といたずらに笑うと今度は軽く吸い上げたり指先で摘まれたり
それだけでもとっても気持ちが良くてびりびりするのに
奥まで入った菅原さんのモノがゆっくりとまた動き出す
『あっ‥だ‥めっ‥‥いまっ‥うごか‥な‥で‥っ‥くださっ‥』
「すっげぇ締め付けっ‥‥」
『んぅぅ‥っ‥だ‥めっ‥!』
あんなに苦しかったはずなのに
ゆるゆると動かされる度に信じられないほどの気持ちいいがやってくる
痛さなんてもうとっくに忘れて
あまりの気持ちよさに必死に菅原さんにしがみつく
『おっ‥おくっ‥‥そこ‥だめですっ‥!』
少しずつ大きく早くなる律動
ふいに一番奥を突かれてびくりと腰が跳ねる
今までよりもさらにつよい刺激に目の前が真っ白になりそうだった
「奥?好きなの?可愛い‥」
『ゃっ‥とまって‥ほしくて‥っ』
「俺もヤバいかも‥っ」
微妙にすれ違う会話
さらに腰の動きを早めて一番奥を突かれるから
耐えきれずさらに強くしがみつくと菅原さんも強く抱きしめてくれる
お互いに何も身につけていない上半身が密着してさらに熱を上げた