• テキストサイズ

ハイキュー 裏短編集 【R18】

第22章 木葉秋紀 初めての


木葉side




『だい‥じょうぶです‥あの‥それより‥っ』



「うん?どうした?」




あんなにも激しく乱れていたのに天使の輪が出来ている柔らかな髪に指を通す




『また‥っ‥木葉先輩の事‥気持ちよくしてあげたい‥ので‥‥また教えてもらってもいいですか‥?』





天使のように可愛い顔でそんな可愛いおねだりをしてくるからつい大きな溜め息を吐く




「はぁーっ‥可愛いのは知ってたけど‥ここまで可愛いと最早犯罪レベル‥」



『はんざい‥?』




熱でぽやぽやとしたままの花澄ちゃんが小さく首を傾げる




「もうそれですら宇宙一可愛いのよ‥‥」




『木葉せんぱい‥?』





たまらなくなって俺の腕の中にすっぽりと収まる小さな身体を抱き寄せると
自然に背中に手を回してくれる





「何でも教えてあげるから‥次からは他の男に聞くの禁止な?分かった?」




『はいっ‥わかりました‥っ!』




俺の好きな可愛すぎる笑顔でこくりと頷く





今回はアホな木兎だったからよかったものの




こんなん絶対美味しく頂かれちゃうやつじゃん





「意外と赤葦とかも危険人物だから気をつけて」




『へ‥?あかあしくん‥?』




ふわふわと話す口調がいつもよりもさらにゆっくりになって



目尻がだんだんと下がってくる





「あいつは虎視眈々と獲物を狙ってるからな‥まぁ赤葦だけじゃねーけどな‥」





柔らかな髪を撫でながら


そのままゆっくりと背中を優しくトントンと叩いてやるとすやすやと眠り始める



その姿は無垢で本当に赤ちゃんみたいに可愛かった





「寝顔も相変わらずかわいすぎかよ‥さっきまでの温度差で風邪ひきそうだわ‥」





ついさっきまでは大人も顔負けな程淫らな表情してたってのに



今はなんもしらない子供みたいに可愛い寝顔をして



こうしてどこまでも俺を夢中にさせる





花澄ちゃんの初めてが俺で本当に良かった



こんな可愛い姿


もし元カレなんかいたら俺
嫉妬でおかしくなりそうだったわ




バレー見に来てくれた女子達は大体キラキラ輝く木兎をみてるけど




花澄ちゃんはあのくりくりのでっかい目をキラキラさせて俺のこと見てくれる
/ 434ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp