第16章 宮治 体育館倉庫 閉じ込め
閉じ込められた時はとっても寒かったはずなのに
今も気温は低いから何も変わってないのに
いつの間にか着ている服が邪魔になるくらいに身体のそこからポカポカして
触れ合った素肌から治もじんわりと汗をかいているのがわかる
ぽかぽかと体温をあげる素肌以上に
熱くて
大きい治が私のナカからさらに体温をあげていく
正直に治に伝えると
一瞬目を見開いた後
ふっと吹き出した
「ははっ!ほんま!そんなところもかわええな」
『?』
どうして治が笑っているのか分からずに少し首を傾げると優しく頭を撫でられる
「せやな‥っ‥ふたり同時にあったかくなってすごいやろ?」
まだ少し肩を震わせながら治が私を見つめる
『う‥うんっ!治すごい』
「と言うわけで‥もっと熱くしたるからな」
『っ!それはっ‥それ以上は‥だ‥めっ‥!』
さっきまで止まっていた腰が
急にぐんっとしたから突き上げられて
治の熱が一番弱いところに届くからギュッと抱きついて耐える
「そのまま抱きついとき‥念の為誰か来たら困るから声だけ我慢な?」
「ふっ‥!んっ‥!!ふっ‥う‥っ』
声を我慢って言ったのに
さらに奥まで激しく治のモノが入ってくるから
必死に治の胸に顔を埋めて声を我慢する
「めっちゃ締まって気持ちええわ‥たまらん‥」
腰のスピードが早くなる度にぱちゅぱちゅと音がなって
その音ですら外に聞こえちゃうんじゃないかとドキドキする
誰かきたら
誰かみられたら
本当はこんなところで
こんな事をしちゃだめなのに
治の熱で頭まで真っ白になって
身体はさらに治を求めている
「またナカ締まった‥意外とイケナイ事も好きなんやな」
『っ‥』
治の声にびくりと身体が跳ねる
「あかん‥まじで可愛いから腹減ってきた‥」
すっと治の目がすわると
腰の律動がさらに激しくなる
『っ!おさむっ‥むりっ‥はげしっ‥‥』
「ごめん‥止まってあげられへんわ‥っ」
『〜っ!』
びくびくと震えて絶頂を迎えた身体を
治が容赦なく突き上げて
夢中でご飯を貪るように
腰を振る