第15章 照島遊児 奪いたい
照島君のモノが
私の割れ目の上をなぞって
ショーツの中でぬるぬると動く
入りそうで入らないもどかしさで
腰が勝手に動いてしまう
目の前に迫る余裕のない照島君の顔
遊びを全力でするいつもの彼とはまた違うその姿に
好きという気持ちが溢れてしまいそうになる
私の横に置かれている携帯電話のディスプレイには澤村さんの文字
照島君の事は好きだけど
私の事を大事に想ってくれる澤村さんを裏切る事もできないからギュッと力を入れてシーツを握って耐える
「‥なかなか頑固だな‥」
『ひゃっ!指‥いれちゃ‥だめっ‥!』
ぬるぬると滑る大きな照島君のモノに気を取られていると
ゆっくりと長い指が私の中に入ってきてびくりと身体が跳ねる
「っ‥めっちゃ締め付けすげぇ‥」
『だ‥だめだって‥おねがい‥っ』
敏感な突起の上を照島君のモノがゆっくりとなでつけて
すでに蕩けてしまっているそこに長い指が一気に2本も入ってくるからそれだけでおかしくなってしまいそうだった
「すげぇ音‥早く挿れてくださいって言えばいーのに」
にやりと笑う照島君はいつもの遊びを始めたようにイキイキとしている
『ゃっ‥だ‥とめて‥っ‥おねが‥っ』
止めようとして伸ばした手はあっという間に掴まれて
両手首を一纏めにされる
「欲しいって言うまでやめてやんない」
『そ‥んなっ‥!』
ぐちゅぐちゅと音を立てて私のナカを掻き乱す指は激しくなるばかりでおかしくなりそうな程の快感が這い上がってくる
『も‥っだめっ‥!』
一番敏感なところと
ナカを攻められて
びくんと身体を揺らすと自分でもお腹の奥がキュンと締まったのがわかる
「イッてもやめてやんねぇから‥」
『と‥とまって‥!おねがいっ‥!』
にやりと笑う照島君に必死に止めて欲しいと懇願するけれども
止まるどころか段々と私の良いところを理解したようで気持ちがいいところばかりを執拗に攻められる
「そろそろ言う気になった?そもそも誰に変な事吹き込まれた‥?」
身体も
頭も
じんじんと痺れたような快楽に溺れて
秘密にしていた事をつい口にしてしまう
『照島君の事好きだから‥諦めてって言われたの‥っ』