第14章 木兎光太郎 エースの心得
木兎side
ベッドの上ではもう何回も見たことのある花澄の身体
恥ずかしがるからいつも電気をつけさせてくんねーけど
うっすらとした暗闇でも綺麗なのが分かんのに
目の前にある綺麗な白い背中
くびれた腰
キスをすると一生懸命に応える花澄の真っ赤になった顔
泡で洗って小さく主張した胸の先の小さなピンク
全てが可愛くて無我夢中でキスをしていると
はぁはぁと息をきらした花澄が話しかけてくる
俺の事が欲しいと言って見上げてくる顔がとんでもなくエロくて
欲の塊がまたさらに硬さを増す
あんなに無垢で純粋な花澄をこんなにもエロくしたのが自分だと思うとなんかめちゃくちゃテンションが上がってきた
「‥俺が欲しーの?」
もう一度軽くキスをして見つめると
花澄の方から唇が重ねられる
「っ?!」
こんなことは初めてで
心臓がドキッと音を立てる
『欲しい‥です‥木兎さんの‥挿れてください‥っ』
「〜っ!!だからっ‥反則だってば‥!!」
『私も‥木兎さんのしたい‥から座ってください‥』
促されるまま浴槽のふちに腰掛けるとちゃぷんと花澄が浴槽に浸かって
俺の脚の間に座る
「まっ?!ま、ま、ま、待って?!何するつもりっ?!」
ゆっくりと怪我をしていない方の手が伸びてきて
俺のモノをそっと握ると花澄の顔が近付いてくる
『これをしたら‥木兎さんが喜ぶはずだと‥教えてもらいました』
「〜っ!だ‥れにっ‥」
ぱくりと小さな口の中に俺のモノを咥えられてビクンと身体が跳ねてしまう
『このはさんに‥本をかしてもらいました‥っ』
「あいつっ‥」
何事にも勉強熱心な花澄は
木葉に借りたというその本もしっかりと読んだのか
初めてだとは思えないように舌を絡ませてくる
それでも恥ずかしいのか
火が出そうなほど真っ赤にした顔で一生懸命舐めてくれるから
気持ち良さと
嬉しさでもうおかしくなりそうだ
「花澄‥俺ももう花澄んナカはいりたい‥っ」
濡れた頭をそっと撫でると俺のモノを咥えたまま見上げてくる