• テキストサイズ

ハイキュー 裏短編集 【R18】

第14章 木兎光太郎 エースの心得


『い‥言いましたけどっ‥お風呂もまだだしっ‥』



「じゃあ一緒に入る!」



『えっ?!それは‥恥ずかしいです‥』




「だって手首痛めてたら洗いにくいしっ!俺に任せて!」




そう言うとまた私をひょいっとお姫様抱っこする



『わっ‥待って‥待ってくださいっ‥!』




「待たないっ!お風呂場どこ?!」



『突き当たりのドアですけど‥』




「ん!りょーかいっ!」




そのままスタスタと進んでいって
お風呂場の前でおろされる



『や‥やっぱり私一人で入ります‥っ』



お風呂場という明るい場所で



木兎さんと二人で裸になるというのは私にとってはとても恥ずかしいことで


くるりと背中を向ける




「‥手首痛いんだよな?」



『っ‥』





じんじんと鈍い痛みのある熱を持った手首に無意識に手を当てる



「ほら‥ここは俺に甘えて?お願い?」




『やっ‥脱がさないでくださいっ‥』



後ろから抱きしめるようにシャツのボタンを外されていく




「俺がしてあげたいの!」



有無を言わさずにどんどんと私の服を脱がせていって
ブラジャーのホックに手をかけられる




『明るいのに‥恥ずかしいです‥っ』




「大丈夫っ!花澄はすーっげぇ綺麗で可愛くてエロいから!」



『木兎さんっ‥』




ブラジャーのホックをパチリと外すと
木兎さんがしゃがんで私のショーツを一気に下げてしまう




「なーんでこんな綺麗なのに恥ずかしがんの?!」



恥ずかしがって下を向いているうちに木兎さんもポイポイと服を脱ぎ捨てて


お風呂場の扉を開ける



「へいへい!この木兎さんが洗ってあげるから座った座ったー!」


いつもの明るい調子につられて椅子に座ると
温かなシャワーでゆっくりと頭を流していく


子供の頃に頭を洗ってもらった記憶が蘇るような優しい手つきに



ドキドキしながらも気持ちが良くて少し目を閉じる




綺麗に泡を流し終えると

あったかくて大きな手が泡を纏って



ゆっくりと私の素肌を撫でる




『っ‥自分で洗います‥』




「ダーメだって!!」





『だって‥』



「〜♪」



鼻歌を歌いながらご機嫌な木兎さんの手が胸の先を掠める


/ 434ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp