第12章 黒尾✖️研磨 おさななじみ
研磨side
『研磨‥はずかしい‥』
さっきまで呑気な寝言を言っていたくせに
今は顔を真っ赤にして恥ずかしがっている
そんな顔もさらに俺を煽るだけなんだけど
「恥ずかしいのは多分そのうち慣れるんじゃない‥」
なかなか奥に進まない狭い花澄のナカ
先端だけを出し入れしながら戸惑うように揺れる瞳をじっと見つめる
「花澄は‥俺とクロなら‥どっち選ぶ?」
『んっ‥そんな‥の‥えらべな‥っ』
ゆっくり
ゆっくりと腰に体重をかけていくと
じわじわと花澄のナカが拡がって
少しずつ俺を受け入れていく
『研磨っ‥くるしっ‥』
「大丈夫だよ‥もう少し頑張って‥」
『んっ‥はっ‥はぁっ‥っ‥』
短い呼吸を繰り返しながら肩が上下に大きく揺れる
その間もゆっくりと俺の昂ぶりが花澄のナカに入っていく
『っ‥ふぅ‥ふっ‥ぅ‥けん‥ま‥』
「ん‥?大丈夫‥?痛い?」
『ぃ‥たかったけど‥なんか‥変な感じっ‥』
じっくりと進んでいく花澄のナカがキュっと締まる
『ねぇ‥けん‥まっ‥私の身体‥どうなってるの‥っ』
半分くらい俺のモノが埋まったところで花澄の表情と声色が少し変わった
さっきまでは少し痛みと
苦しさに耐えていたみたいだったけど
少し甘さを含む声に胸がさらにドキドキとうるさくなる
「大丈夫だよ‥多分後少しかな‥ね?花澄‥キスしたい‥」
『っ‥キス‥』
ビクッと花澄の身体が揺れて
さらに顔が赤くなる
「‥ダメ?」
こう言うと花澄が断れないのは知っている
『だ‥っ‥だめじゃないっ‥けど‥』
「ん‥ありがと‥」
『んっ‥』
少し開かれたピンク色の唇にキスをして抱きしめる
花澄の身体がぴくんと揺れて
さっきよりもさらに甘い声が漏れる
「かわいい‥」
『はぁっ‥研磨‥ぬい‥てっ‥』
「何言ってるの‥もう少しで全部入りそうだよ?」
『それが‥だめな‥のっ‥』
気持ちが良さそうに歪む顔