第11章 菅原孝支 抗えない熱
菅原side
『っ‥孝支っ‥またイッちゃ‥うっ‥』
「んっ‥いいよ‥何回でも‥」
『はぁっ‥んむ‥っ‥』
びくびくとまた絶頂を迎えた身体を抱きしめながらお互いの舌を絡ませて求め合うような激しいキスをする
もう一度絶頂を迎えた俺の身体からもまた白い欲が吐き出される
ゆっくりと白鷺先生のナカから自身を引き抜くと
白い欲と愛液が混ざり合ってとろりと溢れてくる
「また溢れてきちゃったね‥」
俺の全てを受け入れて欲しくて溢れ出た白い欲を
中指で掬ってまた蜜壺の中へと押し込める
『も‥お願い‥孝支‥』
「ん‥?どした‥?」
くちゅくちゅと口付けを交わしながらも蜜壺の中へと中指を沈めていく
『っ‥早く‥おうちのベッドで‥もっと‥孝支が欲しい‥の‥』
「っ?!」
まさかそんな可愛いおねだりをされるとは思わなくて心臓がドキッと大きく音を立てる
『ここだと‥孝支‥お洋服全部ぬげない‥からっ‥お家で‥ギュッてしたい‥』
ね?
と潤んだ大きな瞳で見上げられて
イッたばかりの俺の雄がまた固くなる
ほんと‥
「甘え上手だなっ‥俺ももっと‥もっと花澄ちゃんの事‥立てなくなるまで一日中愛したいよ‥」
『ん‥わたしも‥』
真っ赤な顔でふにゃりと笑う
「っ‥やっぱりその笑顔には敵わんべや」
可愛すぎる笑顔に一気に身体から力が抜けて
柔らかな髪を優しく撫でる
「帰ったら覚悟しててね‥朝まで寝かせるつもりないから」
『んっ‥は‥い‥』
「というわけで‥帰るべ!」
乱れた衣服を整えて
呼吸も整わないうちに家路へと急ぐ
『とりあえず‥お風呂入りますか‥?』
「ん‥じゃあお風呂用意してくるから待っててくれる?」
本当はそのままベッドに連れて行って続きを始めたいくらいだったけれど
あまりに余裕がないと思われるのもなんだか恥ずかしくて
浴槽を洗って湯船にお湯をためる
「お待たせ〜‥っ‥ん?!」
迎えに行こうとリビングへと向かうと
ほんのりと顔を赤くした白鷺先生に唇を奪われる
テーブルの上にはチョコの包み紙