第10章 天童覚　手に入れたくて

天童side




両手を絡ませたまま夢中で花澄ちゃんの唇を貪る




「俺も‥ずっと前から好きだったのに‥気付いたら他の奴と付き合ってるし‥」



『っ‥ごめっ‥』



「俺と付き合ってくれる？」



キスの合間に至近距離で顔を見つめると大きな瞳が揺れる



『はいっ‥』




「やっと手に入れた‥」




堪えきれずにさっき結んだ大きなリボンを解いてブラウスのボタンをプチプチと外していく




「ここも‥もう俺のもんだよね？」



露わになった大きな胸の谷間に舌を這わせて舐め上げる




『ンっ‥天童君の‥』




恥ずかそうに擦り寄せる足からさっとスカートを抜き取って



両手で華奢な腰のラインをなぞりながら
そのまま真っ白なお腹の上も舌で舐めていく




『ゃっ‥天童君‥恥ずかしっ‥』




「こんなので恥ずかしがってたら今からもたないよ〜」




すらりと長い足を大きく開かせてショーツの上を舌でつんつんとつつく



『ひゃぁっ？！天童君っ？！』




ビクンッと身体が揺れて

真っ赤な顔をして俺のことを見上げてくるその瞳は
恥ずかしさとこれから始まることへの戸惑いで少し揺れていた



「なんにも怖くないからね？花澄ちゃんはただ気持ち良くなってくれるだけでいいから」



着ていたブラザーを脱ぎ捨てて
ショーツに顔を寄せる



『な‥なにするのっ‥？』




「だから‥気持ちいいこと♪」




敏感な突起をショーツ越しに舐め上げると
その刺激だけで花澄ちゃんの腰がびくんと跳ねる



『〜っ！？』



「やっぱり敏感なんだね〜燃えるわ」




ショーツをするすると足から抜きとって

露わになった敏感な突起を舐める



『ぁっ‥そこだめっ‥』



「今からだっての」



くちゅくちゅと敏感な突起を舌先で舐めながら
蜜が溢れる入り口へと中指を滑らせる




さっきまで俺のモノを受け入れていたソコはあっという間に俺の中指をのみこんだ




『ンっ‥』




花澄ちゃんがギュッと目を瞑って体を震わせる



まだ指一本だけなのに



どんだけ可愛い反応なんだよ




「目開けて‥」




ゆっくりと開く大きな瞳が
俺の舌と指で与えられる刺激にうるりと潤む