第7章 及川徹 兄妹の秘密
及川side
「もうやだって言うくらい気持ち良くして‥俺なしじゃいられない身体にしてあげるね?」
『〜っ!!』
すでに岩ちゃんとの行為で敏感になっている身体はローターの電源を入れる度に身体を揺らしている
「ここも‥花澄好きだよね?」
ブラジャーの中にもローターを2つ忍び込ませる
『やぁっ‥!!そんな一気にっ‥だめぇっ‥!!』
逃げようにも両手を縛り上げられている花澄が身体を捻って快感に耐えている
「いっぱい気持ち良くなってね?それで俺の事いっぱい求めてね?」
暫くすると携帯の着信音が鳴り響く
「岩ちゃんだ‥」
『〜っ!!』
涙をぽろぽろと溢しながら何回も絶頂を迎えて身体をビクビクと揺らしている花澄がこちらを見る
「もしもーし?岩ちゃん?どーしたの?」
「おおっ‥あのさ‥花澄ちゃん帰ってきた?急に連絡つかなくなっちまって‥」
「帰ってきたから心配しないで!今お風呂入ってるからさ!」
そう言うと少し沈黙した後に岩ちゃんが話し出す
「あの‥さ‥花澄ちゃんは自分から言うから待っててって言ってたんだけどさ‥お前に隠し事しとくのも何か嫌だから言っとく」
受話器の向こうで深呼吸をする音がする
「俺‥花澄ちゃんと付き合ってる‥!お前が花澄ちゃんの事すっげぇ大事にしてんのは知ってるから‥それに負けないくらい大事にして幸せにするから‥じゃあな!」
それだけ言うと電話が切れる
「なんだよやっぱりかっこいいな‥」
昔から岩ちゃんは男前だ
顔は‥まぁ俺の方がかっこいいかもだけど?
俺がバレーに行き詰まってた時救ってくれたのも岩ちゃんだ
花澄が惚れる理由もわかる
それでも‥
やっぱり花澄の事は諦められない
パッと花澄の方を見ると顔を真っ赤にして刺激に耐えていた
『とぉる‥‥これだめなのっ‥』
何度も何度もイかされた花澄ちゃんがとろんとした目で見上げてくる
甘い声にニヤリと口角が上がる
「ごめんごめんっ‥抜いてあげるね?」