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空回り【銀魂】

第15章 交差する想い[沖田side]


私は無我夢中で走り、高杉の待つ場所まで戻った

そんな私を見た高杉は目を見開いた

「お前…どうしたそれ」

『ハァ、高杉…帰ろう』

「は?お前花火が見たかったんじゃ…」

『いいからッ』

必死に高杉の腕を引っ張ったけど彼は訳がわからないといった様子で抵抗した

その時

「吉野!」

名前を呼ばれビクッと反応する

「沖田?」

「高杉…?」

顔を見合わせる二人をよそに私は全力でその場から逃げた

なんでなんで!

なんで…。


涙が止まらなかった
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