• テキストサイズ

空回り【銀魂】

第10章 告白


これはどういうことなんだろう。

「あの、剣道部の体験ってここですか?」

『うん!ここで合ってるよ!』

何で私が

『体験するけど…持ってくるの忘れた物とかはない?』

「あ、タオル貸してもらえますか」

『はいどうぞー』

剣道部の体験案内してんの!?

何が暇ならお願いよ!
こーゆうのってマネージャーの仕事じゃん、マネージャーさんにやらせれば…あ、マネージャーいないんだっけ。

『あとで土方にジュース奢ってもらおうっと』

「すいません剣道部ってここっすか?」

『そうだよ、あ、練習胴着とかは持ってる?』

「はい、持ってます」

『じゃあ、他に必要なものとかない?』

「んー……じゃあ、桜さんで」

は?

この声どっかで聞いたことあるような…

私はゆっくりと顔を上げた

『あーー!!あんた!えっとい、い、』

「石田俊ですよ、ひでェな」

石田くん!
あの生意気で憎たらしい石田くん!

『な、なんでここに?』

「チラシくれたのあんただろ?仕方なく来てやったんすよ」

『はぁ!?』

そう言ってケラケラ笑う石田くん

相変わらず性格悪いなこいつ!

「ていうのは冗談で、本当は桜さんに会いにきた」

『え?』

石田くんはフッと笑って私を見つめた

「好きです桜さん、俺と付き合ってください」

『え…』



えええええっ!!!?
/ 232ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp