私のバイト先は推しグルがよく来るかもしれない件について
第5章 夢オチ?
はっと目が覚め、私は布団から飛び起きた。いつも通りの寝室に安堵して息を整える。
今は何時だろうと時間を確認して、今日はバイトが休みだったことを思い出しながら、さっきのはもしかして、夢だったのだろうかと考える。
まぁきっと夢だったに違いない。私が偶然にも強盗犯に遭遇し、ドズルさんそっくりな人に助けられたなんて夢だったのだ。最近ドズル社さんの動画ばかり見ているから、それが夢の中にまで影響した。
私はベットから下りて身支度を済ませた。ぼんやりとした朝も、ドズル社さんたちの見逃した動画を見ながらなら元気が出る。
今日も楽しそうに笑っているなぁ。
私は朝食のトーストを頬張った。