第7章 I’m drowning in you
家族4人で来ている親子ずれに目がいく
楽しそうに笑ってるのを見て涙が出てくる
赤井「なぜ、泣いている?」
自分が泣いている事に気づかなかった
「えっ?ごめんなさい」
「何かあの家族自分の家族と似てるな
と思って…」
赤井「家族は居ないのか?」
「はい・・・ある事件で家族を亡くしました」
赤井「俺の父親は行方不明だ」
「えっ?どうしてですか?」
赤井「ある事件を追っている途中にな・・・」
「赤井さんは寂しいと思った事ないですか?」
赤井「寂しいとは思った事はないな」
「そっか」
そいうといつもみたいに大きな温かい
手で頭を撫でてくれた
赤井「お前だけの家族を作ればいい」
微笑む赤井さんに頭を撫でられると
安心すると思う