第4章 優しい交わり

「そろそろ俺の欲求を満たしてくれ。」

ミケはそう言うと、スカートと下着を脱がせ、
陰部に顔を近付ける。


前もそうだったが、
これが一番恥ずかしい。

だが、それと同時に
快感を覚えてしまう時間でもあった。



ミケは太腿に指を這わせながら、
陰部の匂いを嗅ぎ始める。

律動的にかかる吐息と、
肌をかすめる柔らかい髭、
そして不規則に陰部に触れる鼻先が、
アンの淫欲を強く刺激した。


これだけで絶頂に
達してしまいそうな気分になる……


「あぁっ……！
も、それ、ほんと恥ずかしい、
んです、けど……」

荒い息遣いの中でやっとそう言うと、

「それは気持ちいいということか？」

ミケはそう言って薄っすらと笑い、
見せつける様に
舌先で陰部をゆっくり舐める。