第2章 呪術高専
なかなかパラソル2本分の場所を確保できないでいると、硝子さんが
硝「しょうがない。風海、先に着替えに行こう。おい、クズども、場所確保しておけよ?じゃないと水着の風海を晒しながら場所探すことになるぞ?」
そう言い残して着替えに行くことになった。
着替えてみると、やっぱり私には似合わないんじゃないかな?ちょっと恥ずかしいなと思いながら個室から出る。
硝子さんはすでに外にいて、待っていてくれた。
硝「やっぱりよく似合ってる♡もう、本当可愛いんだから!」
と褒めてくれる。美人に褒められて悪い気はしないけど、本当に大丈夫かなぁと思ってしまう。
『でも、ちょっと恥ずかしいんです…こんなに肌が出ちゃってるし。』
硝「それがいいんじゃん♪早くアイツらに見せに行こう!夏油は鼻血出るかもな笑」
なんて冗談を言いながら手を繋いでみんなの元へ向かう。電話の様子だと場所は取れてハデなパラソルが立っているからわかるとのこと。
こんな広い場所ですぐに見つかるわけないと思っていた。
…すぐに見つかった。
ハデすぎて、すぐに悟さんのせいだなとわかった。こんなにハデだと周りの人からも注目されちゃうじゃない!わかりやすいけど!
硝「よくこんな場所取れたね〜」
なんて言いながら2人で近づくと、
傑「風海…君は…」
と言ってフリーズしてしまった。
悟「めっちゃエロいな。選んだの硝子だろ?w
風海が自分で選ばなそうなデザインだもんな」
『…変じゃないですか?』
と自信がないように聞くと、
みんなが似合っていると言ってくれた。お世辞でも嬉しかった。恥ずかしくても、これにしてよかった!
この場所は、悟さんと傑さんの顔を使って、なんとか確保できたらしい。ほぼナンパみたいな感じで隙間を広げていくような。ちょっといやだったけど、場所が確保できたことはありがたい。