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真珠の涙

第2章 呪術高専



すごく嬉しかったの。私が楽しみにしていたことを汲んでくれて。
悟さんに引き寄せられてくっついた。

驚いて見上げると、優しく微笑む悟さんのこんな表情…ドキドキしちゃう。
窓から太陽の光が差し込んで悟さんの眼が宝石のように輝いていた。

…きれい…

どれくらい見つめ合っていたんだろう。
悟さんの発言で我に帰る。


悟「…わりぃ、勃った。」


最初は言葉の意味を理解できず、ポカンとしてしまった。
え?たった?何が??
えぇ?もしかして、このお腹の辺りにあたってるこれって…
勃っ!!

傑「…!!
悟!電車内だ!わきまえろ!風海、こっちにおいで」

傑さんの言葉で色々と繋がった。
恥ずかしくて、顔を上げられずにいる。

経験もなければ、そういったものに触れたこともないのに、今日生々しく感じてしまった。
もう悟さんの顔見れない…


灰「五条さん!見つめるだけで、すごいですね!」


そう。見つめるだけで、そうなるものなの?!灰原くんの言葉に耳を傾けた。何か…えっちな展開があった時だけじゃないの?

もう、本当に恥ずかしい…

傑さんの香りに安心する。

昨日は楽しみ過ぎてあまり眠れなかったから、今すごく眠くなってきた。電車の揺れに抱き締められてる暖かさ、安心するにおい。

海まであとどれくらいだろう?
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