第13章 春
傑さんのカタチを確かめるように、ぎゅうっとナカが締まっているのがわかる。
傑「そんなに締め付けないでくれ…それじゃ情けないことになりそうだ」
何言ってるの?!傑さんが急に入れたんじゃない!
『傑さんずるい…』
傑「ぴくぴくして可愛い♡」
おでこにちゅっとキスして激しく動き始めた。
『あっ♡あっ…あん♡はげしっ…』
ゆっくりしてくれるって言ったのに!
激しく揺さぶられて
傑「すまない…一回…イかせて?」
ぱちゅんっぱちゅんっと強く打ち付けられ、もう私も意識が飛びそう。奥を容赦なく刺激されて目の前が白くなっていく。
『あ゛っ…むりっ!私もいっ…いっちゃう♡』
傑「はぁはぁ…一緒に、イこうね♡」
さらに動きが速くなり、ずんっと強く打ち込まれた時に絶頂を迎えた。
『すぐるさんっすきぃ♡あっ…イくっやぁぁん♡』
傑「うっ…風海!締めすぎだっイくっ!」
どくどくと脈打っているのが伝わる。
…まだ出てる…
傑「あまりにも風海が可愛くて、我慢できなかった。すまなかったね、ゆっくりするって言ったのに…」
そう言って脱力して何も考えられない私の頭をゆっくりゆっくり撫でてくれる。
『傑さん?キスして欲しい♡』
傑「ふふっ風海はキスが好きだね?
何度でもするよ♡」
私は気がついてしまったの。キスして欲しいってお願いしたら、まだナカに入っている傑さんのモノが大きくなったこと。
傑「その前に…少し待ってね?」
私の乳首を摘みながら、ずりっと抜いた。
『ん♡』
擦れた刺激と胸の刺激で思わず声が出てしまった。
傑さんは微笑みながら、欲の溜まった薄い膜を処理して新しいものを付け直した。
傑「おまたせ。今度はゆっくりしようね?」
言うなりすぐに挿入されて、思わず背中を反らした。ただ入れただけなのに…覆い被さった傑さんが優しくキスしてくれる。
傑「…目を開けてしてみようか?」
こくんと頷き、目を開けたままキスをする。傑さんの色気に当てられて、いつも以上にキスが気持ちいい。目が閉じそうになると、唇が離れてしまうので、恥ずかしさを感じながらも目を開けたままキスをした。
傑さんがゆるゆると動き出す。
もう気持ちよさで頭がくらくらする。しがみついていないと飛んでいってしまいそう。必死に傑さんにしがみついた。