第5章 冬
傑さんはいつも優しいキスをしてくれる。私を気遣ってくれるような愛おしく想ってくれているのがわかるようなキス。
『んっ…ちゅ…はぁはぁ…あんっ…』
下の指は動きが激しくなる。
優しいキスとは正反対。
『あっあっはぁ…んん゛っ…いっちゃう…!』
より一層激しくなる2人。
悟「さっさとイケよ。可愛いイキ顔見ててやるから♡」
傑「ここ、気持ちいいだろ?安心して絶頂を迎えるといい」
『やっ!とまって!出ちゃう…いっいっちゃ…イくっ!』
…ぷしゃぁっ!!
液体が飛び散るのを感じ、脱力。
悟さんが私のせいでびしょびしょになってしまい、だけどそんなこと気にすることもできないくらい力が入らない状態で傑さんにもたれかかっている。
悟「盛大にイッたな。これ、せっかくさっきもらったばっかりなのに、びしょびしょなんだけど?」
もう少し残念そうに言ったらいいのに。すごく嬉しそうに言うから説得力なんてない。
傑「悟、じゃんけんしよう。どちらが先か…」
今日は悟さんからになった。
いつもじゃんけんでどっちが先にするか決める。同じ回数してるのか、数えてない。というより3人でする時には最後まで意識があったことがないから。
悟「よっしゃっ!傑、そのまま後ろから足持って」
下から足を持ち上げられ、陰部が丸見えになってしまう。
『やっ離して!恥ずかしい…』
腕も抑えられてるから隠すこともできない。
傑「まったく…風海にこんな格好させて…」
悟「うるせーよ。傑だって見たいだろ?風海の乱れてるとこ♡」
そう言いながらぐぐっと挿入された。
『あんっ♡』
背中を反らして、大きさへの刺激を逃す。
傑さんに後ろから抱えられていることで宙に浮いている浮遊感があっていつもよりも刺激を感じる。不安定な場所での刺激に頭もふわふわする。
傑「悟、風海を上にして?私が動かすから」
悟さんがベッドに横たわり、持ち上げられて悟さんのモノの上にゆっくり下ろされる。足を開かれているから悟さんから丸見えだと思う。
悟さんは腕を頭の後ろで組んでニヤリと笑いながら「きもちいい〜♡」と味わっている。
『あっ!すぐっ…すぐるさ…んん…離して…』
傑「離していいの?」
ちょっと意地悪な声…なんだろ?