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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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「これでも食っとけ。満足できないとかふざけたこと言ったら轢くぞ」



宮地はそう言うといづきの手元に袋を落とし背を向けてコートへと戻った



ぽかんとするいづきの手元にはマシュマロが



しかも夏の暑さで溶けてはおらずひんやりとしていた



『あ、あざっす…』



未だ唖然とするいづきだったが封を切り1つ口に入れるとみるみるうちににんまりと笑顔になる



『宮地さんいい人!怖い人かと思ってましたよー!』



「こいつチョロいわマジで!」



高尾はゲラゲラと大笑いし緑間にうるさいと肘打ちされ大坪達は宮地を不思議そうに見るとお前どうした、と問い掛けた



「たまたまあったんだよ」



この事を機に昨日から少し重かった部内の空気が軽くなり練習も捗ることとなった



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