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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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ボールはまず3年に回る



大坪の手にボールが行き渡るといづきが対峙し、緑間が高尾に走れと指示を送る



「宮地!」



ゴール下に走る宮地に視線を送った大坪はパスをしようと構えボールを投げた



だがその時にはボールは大坪の手にはなく、後ろを走り抜けたいづきの手に渡っていた



『高尾クン、パース!』



そのまま流れるようにボールは高尾、緑間へと渡りゴールネットを潜った



『高尾クン、ナイスパス!』



流れるようなパスに大坪は呆気に取られいつ自分の手から離れた瞬間を考えるも思い当たらずいづきに質問した



『大坪さん、今日の練習見てたらパス出す前に必ず持ち換える癖があることに気付いてその持ち換える手から離れた瞬間を狙ったんすよ』



いづきはボールを持ち大坪がパスを出す時の一連の動きを再現してみせた



「完敗だな…観察力が桁外れだ」



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