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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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『あのさあ、』



公園のバスケ場に響いた声



その声にガヤガヤと騒いでいた集団は振り返り視線を下にずらした



「んだあコイツ?」



「危ないよぉボク~、ギャハハ!」



"ボク"と呼ばれた高校生、藍沢いづきは転がっていたボールを手に取り指先でくるくると回しながら告げる



『あんたら退いてくれないかな?元々あの子達が使ってたでしょうが』



そう言いながら指を指した方には小学生位の数人の男の子が泣きそうな顔でその様子を見ていた



「ガキは年長者に譲るってのが普通だろうが!」



「てめぇ、あのガキ共のお守りか?」



集団は一気に顔をしかめ喧嘩腰で圧力をかけるもいづきは動じることなくボールを手で回しにやりと笑った



『じゃあ、負けたら退いてくれる?』



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