• テキストサイズ

エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第53章 ドライな彼女(冴・乙夜・馬狼・愛空・蟻生)


糸師冴

「くだらねぇ質問だな」とだけしか言わない冴に周りの人間は『いや思うだろ〜?だって普段自分の気持ちを言わねぇクセに、自分の気持ち分かれとか』と言ってくる。そんな周りの人間に冴は少し鋭い視線を向けて「俺は嫌と思う奴とはわざわざ付き合わねぇんだよ。言わなきゃ分からねぇぐらいの可哀想な脳みそかよ」とだけ言って去っていく。


❈❈❈❈❈❈❈


乙夜影汰

「もし嫌なら俺とっくに別れてるよ〜。つまり別れてないって事は嫌って思ってない事でーす」と言う乙夜。だか周りのクラスメイトは彼女を貶すように『でもドライな奴って、言わなくても分かれとか思ってるらしいじゃん。面倒臭いだろ』と笑うので、「うっわぁ、テンション下がる。俺さ、ドライな所の🌸ちゃんが好きな訳。なんも知らない人間があーだこーだ言わないでくれる?」と怒気を孕んだ声で言う。


❈❈❈❈❈❈


馬狼照英

「思ってんならとっくに別れてる。嫌な奴とまず付き合わねぇだろ」と言う馬狼は鋭い視線を向けるがそれに気付かず周りのクラスメイトは『でも面倒臭いだろ。言わずとも分かれとか何様って思う』と笑う。そんなクラスメイトに舌打ちをした馬狼は「最初に言ったよな?嫌な奴とまず付き合わねぇって。俺はアイツのドライな所が嫌いじゃねぇから付き合ってんだ。テメェらが兎や角言うな」と睨む。
/ 404ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp