第52章 ドライな彼女(潔・蜂楽・千切・國神・玲王・凪・凛)
潔世一
「嫌じゃないから付き合ってるんだよ」と困ったように笑う潔に周りのクラスメイトが『でも恋愛にドライな奴って好きとか言わないらしいじゃん』と言えば「たまに言ってくれるよ。二人っきりの時とかにたまに言ってくれるのが、俺すげぇ嬉しいの。だから良いんだよ」と嬉しげに笑ってるのを見た彼女は口で『好き、愛してる』と言うのが増える。
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蜂楽廻
「えー?嫌じゃないよ別に。だって🌸ちゃんのドライな所も俺、好きだもん」と惚気ける蜂楽に周りのクラスメイトは『でも言わなくてもわかって欲しいとか面倒くさくねぇ?』と言うので「面倒くさいとかないから。さっきも言ったけど、俺は🌸ちゃんのドライな所も好きで告白したんだから。周りがゴチャゴチャ言わないでくれる?」と怒る。
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千切豹馬
「嫌ならとっくに別れてるし」と言う千切に周りのクラスメイトが『でも言わなくても分かれとか面倒くさくね?』と言うと千切は深く溜息を着いてから「だから言ったよな?嫌ならとっくに別れてるって。俺は嫌じゃないから、アイツのそーいう所も好きだから恋人でいんの。お前らの方が面倒臭い。つーか、俺の恋人を兎や角言わないでくれる?うざいんだけど」とキッパリ言う千切。
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國神錬介
「俺は🌸のドライな所も含めて好きだから嫌にならないな」と言いながらも、彼女の事を少し貶すように言うクラスメイトに眉間のシワを寄せる國神。でも周りは『でも自分の気持ちは言わないくせに理解しろって嫌じゃね?』と言ってくるので「俺、言ったよな?そういう所含めて好きだか嫌にならないって。あと人の彼女を貶すのは辞めてくれ」と怒る。