第12章 そうなる前に
「宝石族がいた島にバスターコールするというのは本当ですか?」
「おいっ!コビー!」
ヘルメッポは慌てた
「なぜその事を知っている?」
「ヘルメッポさんがたまたま聞いてしまったんです‥本当なんですか?バスターコールの事‥」
「あぁ‥残念ながら本当だ」
「バスターコールはいつですか?」
だがモモンガは首を振った
「それは俺にもわからない‥すまない‥ただ‥宝石族はいつだって争いの火種になるのだ‥」
「宝石の奪い合いが起きるからですか?」
モモンガは頷いた
「だから‥宝石族に罪はない‥だが‥争いが起きていたのも事実‥だから消すんだ‥消して‥無かったことに‥」
「モモンガ中将!宝石族の生き残りの子をどうするんです?まさか‥殺す気ですか?」