第8章 一緒がいい
「ん‥‥」
「起きたか?」
「ロー‥‥私寝てました?」
「あぁ」
「すいません」
「ちょっと来い」
ローについていった
「お前の部屋を用意したからここを使ってくれ」
「‥‥ロー」
はローの服の袖を掴んだ
「何かあったら俺の部屋にいつでも来い」
ローはそう言って微笑んだ
「‥わかりました」
は部屋に入った
「キャプテンもやることあるもんね‥」
はクローゼットに目をやった
(あ‥あぁ‥‥)
過去のことを思い出し体が震えた
「キャプテンからもらった帽子‥かぶろうかな‥‥」
はベッドに寝転んだ