第38章 結婚式
式場の扉が開いた
(もう‥後戻りは出来ない‥)
はゆっくり歩き出した
(‥私はこれから毎日宝石族って理由で利用されるんだろうな‥)
はカタクリの所まで歩いた
はカタクリの方をチラッと見た
(このあと‥誓いのキスっていうの確か‥やるんだよね‥)
は唇を噛み締めた
(やだ‥な‥やっぱり‥キャプテンじゃないと嫌だ‥キャプテン‥)
カタクリはの手を握った
(小さな手‥だな‥)
カタクリは微笑んだ
(‥‥‥!?)
カタクリは後ろを振り向いた
(来たな‥)
「カタクリさん‥?」
は首を傾げた
「一生の愛を誓いますか?」
「誓います」
カタクリはそう言った
「‥ち‥ちか‥」
だがは言えなかった