第36章 気にしません
「ほかにも誰かいるんですか?」
「ほかにもこっちへ何人か向かっている」
(キャプテン‥ここにはこないで‥私は隙をついてそのうち逃げるから‥)
は海が見えるところまで向かった
「キャプテン‥‥」
するとブリュレがやってきた
「こんな所にいたのかい?何してるんだい?カタクリお兄ちゃんが探してたよ?」
「さっき‥オーブンさんって人に会いました」
「オーブンお兄ちゃんも来てたのかい!?」
「あと数人ここに向かっているって言ってました‥」
はその場に座り込んだ
「風邪ひくよ?」
「優しくしたからといって私の気が変わるとでも?」
「勘違いすんじゃないよ?私はカタクリお兄ちゃんの結婚式を台無しにされたくないだけだよ!体調崩されたら困るんだ!」