第35章 ドーナツ
「宝石族の女」
「なんですか‥‥」
「いつまで泣いてるんだい?お前はカタクリお兄ちゃんと結婚出来るのよ?」
「私は‥心に決めた人がいます‥その人以外と結婚なんて嫌です‥‥」
ブリュレは唇を噛み締めた
「なんだい!!あんた!!こんな光栄なことは二度とないのよ!!あの皆が憧れるカタクリお兄ちゃんと結婚なのよ!!」
ブリュレはの頬を叩いた
「生意気な子だね‥‥そういえば麦わらがきた事は知ってるかい?」
「ホールケーキアイランドに前に来たんですよね?」
「そうだよ?何をしに来たか知ってるかい?」
「‥知りません」
がそう言うとブリュレはニヤッと笑った
(何も知らないのなら好都合だね)