第33章 婚約者
「よく来てくれた俺の婚約者」
(え‥)
は驚き言葉が出ない
(今‥なんて言ったの‥この人)
「おいそんな所にいないでここに座れ」
「‥はい」
は椅子に座った
「俺はカタクリ‥お前は?」
「です‥‥」
は声を震わせながら言った
「あの‥さっき婚約者って‥‥‥」
「俺がお前の婚約者だ」
「何言ってるんですか?キャプテンの所に帰して下さい!!」
「手紙が届いてたはずだが‥ないのか?誘拐されてきたのか?」
「手紙を開いたら眩しくなって‥気づいたらここにいたんです‥‥私をどうする気ですか?殺すんですか?」
「その手紙を出したの俺だ」