第23章 生きててごめんなさい
『ねぇ!そこのあんた!』
『はい‥』
『用が済んだらさっさっと島を出ていってくれないかい?』
『ごめんなさい‥すぐ出ていきます』
『あんたを狙って海賊達にこの島で暴れられたら困るんだよ!!ここは平和な島なんだ!』
は走って船に向かった
『おいっ!!待て!!』
ローはの腕を掴んだ
『離して‥下さい‥』
『おいっ!!!!』
『私は生きてちゃだめなんだよ‥』
『何言ってるんだ?』
『キャプテンだってさっきの聞いたでしょ?私が生きてることで‥私を狙って争いが起こる‥宝石族は争いの火種なんだよ‥これから先もキャプテンや皆に迷惑かけるかも‥しれない‥私のせいで誰かが傷つくのは嫌だよ‥‥生きててごめんなさい‥私もあの時父さんたちと一緒に‥‥』