第21章 死んだほうがいい
「可哀想に‥ボロボロだね」
スリープはの頬に触れた
(どうしよう‥もう抵抗する気力ない‥)
「俺の女になるというなら‥助けてやってもいいぞ?そうすればお前の仲間達を傷つけない‥どうだ?」
(‥キャプテン‥)
はでんでん虫がある事に気づいた
(あれで‥キャプテン達に‥連絡‥)
は手を伸ばそうとしたがスリープに止められた
「勝手なことすると腕へし折るよ?」
は青ざめた
「今俺の仲間を向かわせた」
スリープはニヤリと笑った
は近くに石を見つけた
はスリープに気づかれないように石を手にした
スリープは目を閉じていた
(‥‥寝てる?‥‥いやっ!ただ!目を閉じているだけだ!)
は石をスリープに投げつけた
「何しやがる!!お前!!たくっ‥」
スリープはまた目を閉じた
(‥さっきは口が閉じてた‥けど今は口が開いてる‥)
はまた石を投げたが効いていない
(口が開いてる時は寝てる‥口が閉じてるときはただ目を閉じているだけ‥でもそれがわかった所で私には何も出来ない‥キャプテン‥)
はローとの日々を思い出した