第3章 1つ目のタカラ
"168番様、面接室へどうぞ"
キ「お呼びだぜ?」
「うん、行ってきます」
「失礼します」(ガチャ)
ネ「おお、来おったか。まあ、座んなさい」
部屋は和式…かぁ。ネテロさんも日本行ったことあるのかな?
ネ「む、お主…日本人かな?」
「?」
ネ「この様式で正座をしたのはお主が初めてじゃよ」
「はい…まぁ…そうです」
「うむ、ではこれから幾つか質問をする。個人的な内容や面接による合否がある訳ではないので安心せい。」
ひとまず安心
ネ「では、まずこの試験を受けようと思ったきっかけは?」
「えっと…運賃代とか色々安くなると聞いたので家計を楽にするために」
ネ「ふむ、次に自分が興味のある受験生は?」
「ゴン君、キルア君、クラピカさん、レオリオさん、後は身内ってことでピンキーの5人です」
ネ「では最後に最も戦いたくない受験生は?」
「いい意味ではさっきの5人、悪い意味ではヒソカさんと、………あの、名前知らないんですが、針がいっぱい刺さってる男の人です」
ネ「ギタラクルか。何故?」
「2人とも只者じゃないオーラが出てるので」
ネ「なるほど、質問は以上じゃ。下がってよいぞ」
「ありがとうございました」
「ただいま」
き「お姉ちゃん!」
ゴ「おかえり!」
キ「おーどうだった?」
3人で腕相撲してた見たい。
「大したことは聞かれなかったよ。だからそんなに身構えなくて大丈夫」
ゴ「良かったー!面接って聞いたから一瞬冷や汗かいちゃったよ」
いつものゴン君だ…良かった…