第15章 伏黒甚爾 縛られて
男は激しく腰を突いてきた。
さらに、もっと速く突いてくる。
「んぁあっ!あっ、あっ!奥、きもちいいっ!…あぁんっイク!イク!」
「は…出るっ」
「ああっああぁあ…!!」
ゴム越しに男が射精している。
男と一緒に果てて、心は繋がっていないのに満たされていく気がする。
「…?」
アイマスクを少しずらされて…
天井のまぶしい明かりと
男の端正な顔立ちが片目に映り込む。
「今度はもっとエッチな腰の振り方できるか…?」
この男の目に映る自分だけ溺れていたい。
まだ繋がっている奥をぎゅうっと締め付けて
男の返事に答えた。
<終>