第49章 五条悟 幸せ家族計画
悟が沈黙した。
どうやらわたしが勝ったみたいだ。
「ひゃぁん…!」
「隙アリ!」
「ちょっ、やあ!速い…!」
「さっきのはギリ負けを認めてやる。でもイクのはお前が先だ…!」
「あっあああっ、そこ、だめ、だめえ!」
悟が一点を突くだけでなく、剥き出しのクリトリスまで擦ってくる。
こんな無茶苦茶に刺激を与えられたら。
「イ…っちゃ、ぅううんんん~っ!!」
ぷしゅっと潮を吹きだして脳天まで甘い痺れが走る。
ほとんど同時に出された感じもあり、悟はちょっと勝ち誇った笑みを浮かべた。
「先にイクのが可哀想かと思って、合わせてやっただけだからな」
「ありがと。そーいうとこ大好き」
「っ…素直になんなよ。やりずれぇ」
「照れんなって」
感謝と好きと言われて照れる悟もまた、わたしに心底惚れてくれている。
浅いところを突き出すとまた気持ちよくなる。
「マジで妊娠するまで出すからな」
「いっぱい出した方が妊娠しずらいらしいよ?」
「えっマジ?」
それが事実かどうだかわからない。
それでも悟はたくさん精子をくれた。
<終>