第25章 伏黒甚爾 もう一回
「ははっ…サイテー…」
「お前だってそーだろ?
もう少しこのままやって…ベッドで猫かぶろうぜ?」
「…それ、賛成…」
抱き寄せ合ってキスをする。
また思いきりナカに種付けされて、ベッドでは綺麗に洗ったそこにコンドームを被せて激しく突き合う。
けれど用意したコンドームがなくなると甚爾はそのまま入れてきて、夫が見ている先でイってしまった。
「いやあ、すごかったよなまえ…。こんなに興奮したのは生まれて初めてだ…」
「旦那様…」
薄れゆく意識の中で夫と甚爾が何やら話している。
報酬のやりとりだろうか。
「君の提案に乗って正解だよ…!これならこれからも安全に妻を寝取ってもらえる。各部屋に監視カメラを設置しているから部屋の中ならどこでやっても構わない。報告はすべてなまえの口からさせるし、妻に飽きたらそれとなく教えてくれ」
「わかりました。これから旦那様と奥さんの性処理ペットとしてお世話になります」
…契約完了って夫とそんな話になっていたのか。
これからはつまらない家にいても甚爾と愛し合えるなんて夢のように幸せで、疲れ切った体はすんなり意識を落とした。
<終>