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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第21章 七海健人 大人の玩具で悪戯


「その箱、フタし忘れていますよ」

訪問してきた彼氏の健人を部屋に招き入れたのだが、つい先ほどまで手入れしていた秘密のボックスを急いで隠す。

「あっ…ありがと」

背後に感じる強い視線。
中身を見られるわけにもいかず、フタもそっとベッドの下に押しやる。

「なまえにも…見られたくないものがあるんですね」

「えっ…」

「言ってみただけです」

フッと小さく笑う健人。
それ以上問われることはなく安堵していると

「…今日こちらで寝てもいいですか?」

「あっうん。一緒に寝よ!」

「…」

この時、わたしはまだ気付かなかった。
部屋を薄暗くして映画を見ながらまったり過ごし、寝る時は腕枕をしてくれて幸せな眠りにつく。

健人はわたしと違って性欲が薄い。
だからといって特に不満とかはなくて…。

「んっんん…」

眠りが浅かったのか背中にぬくもりを感じるものの
不快とも言い難い微振動が気になって重たい瞼を開ける。
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