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兄を訪ねて三千里【銀魂】

第2章 ゴリラの園






その時しろなは住人を見つけるため熱のせいか工事現場のようにガンガン響く頭を押さえながら廊下を歩いていた



『人が一人もいないっておかしくね?』



見渡す限り人っこ一人見当たらず羽毛布団を肩に掛け直すと先へと続く廊下を進む



ある一室の横を通ったとき何やら話し声が聞こえ戸の前で立ち止まったしろなは控え目にノックをしてみるも一向に返事が返ってこない



『…そーれっと』



しろなはマイペースにそう呟くと目の前の戸を思い切り蹴り飛ばした



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