第15章 練習試合当日

田「池上ィ！！ルーズボールは最後まで追わんか！気を抜いてる奴はいつでもはずすぞ！！」

池「はい！」

田「おまえらもよく覚えとけ！ボールに対する執着心のない者は試合には使わんからな！」

彦「ボールに対する執着心か…なるほど」ｻﾗｻﾗ

田「さあどんどん中にボールを入れろ！魚住で勝負だ！赤い頭はたいしたこたあない！」

花「！」ﾋﾟｸ

花「フン！！！」ﾊﾞｼｯｯ

魚住へのパスを今度は花道がはじき、ボールはコートの外に向かっていた。

越「ちっ…ちょっと甘かったか…あんな奴にカットされるとは…」

そう思いながら越野はボールを追いかけていた。

ドギュン！！！！

花道もボールを追いかけた。

越「！！！！」

田「そうだ越野、あきらめずに追え…」

バターーーーーン

田「ぐあああ！！！！」

ボールは田岡のほうに行き、花道はボールを追いかけ、そのまま田岡に激突した。

ピーーーーッ

田「ま…またか……」

彦「監督！これですね、ボールに対する執着心！！わかりました！」

花「くそ…」

彩「やるわあの子…！」
あなた「はい、なかなかあそこまで追いかけられないですよね…！すごい！」

魚「フン、ひたむきさだけでバスケットができるか」

仙「スピードもありますよあいつ」

魚「む…仙道」
魚「おもしろい…！仙道！池上！植草！越野！どんどんオレにボールをまわせ！ガンガン入れてやる！！こいつの上からな！」

花「なんだおコラァボス猿！上等だ！」
花「フン、ゴリにくらべりゃめーくらいどってこたねえ、来いや！」

魚「小僧…」ﾋﾟｷ

「「「陵南！陵南！」」」
「「「湘ー北！湘ー北！」」」

パシッ

ここで魚住にボールが渡った。

木「桜木！」

花「おっしゃ！」

花「フンフンフンンフンフンフン」

魚「！！！！！」

「あれは……！！」

魚「なんだこいつは！！」

花「取りっ」

魚「！！！！」

あなた「花道！！！！」

「うわぁああとっている！」「あの魚住からボールをとってるぞ！」「なんかすげー！あいつものすげー！」

彦「アンビリーバブルや！！」

魚(信じられん…まるでカベのようだった…)