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ディアラバR-20/吸血も身も心も全てあなたのモノ

第3章 完結※転校手続き後のとある日常


翌日、私と姉のユイはレイジさん達と一緒に車で、夜間専門学校に通うことになった為転校手続きを早めに済ませた。
理由は簡単なことだ。ヴァンパイアは昼間は体力を温存する為夜のサイクルに合わせないといけないからだ。
前の学校で親しかった友達に会えなくなるのは寂しいけど。いつかまた会えるし我慢しなくちゃ•••••••••

「•••••••••お腹すいたなぁ。小腹がすいた時は、あっつあつのジャンボたこ焼きでしょ。マヨネーズとソースの香ばしい香りのハーモニー。我慢出来ません•••いただ」



ガチャ!!!!




「美味そうな臭いがする•••お!!たこ焼きじゃねぇか!•••••••••はぁ。たまらないな。おい。そのたこ焼き俺様に食べさせろ。」
誰かが私の部屋へ強引に入ってきて、抱きついてきたから。振り向けてみると
そこにたのは
アヤト君だった

「だーめ。これは、私がお小遣いで購入した、たこ焼きなの。アヤト君には・・・渡さないもん」
「おい。お前だけ一人占めするつもりか?ちっ。おらよ、こせ••••••クソっ!ずいぶんと意地悪しやがって生意気•••••••••っん」



手元に持ってたたこ焼きがひとつ残らず全部食われてしまい、怒った

「あ!もぉ!酷いよアヤト君!私まだ食べてないんだよ?せっかく楽しみにしてたのに全部食べた•••」
「あ?んなの。お前が意地悪するのが悪いんだろーが•••••••••そうだ。なぁ。俺様の犬になれよ。ほら。ワンと鳴けよ。」

アヤト君のお腹の上に乗せられ、耳元で艶のある色っぽくて低い声で囁かれ、動揺してしまっていた。
アヤト君の ワンちゃんに なる
いつの間にか首輪が装着されていて、気がつかなかった。
「おっと。無理やり取ったら、このナイフで静脈を切るぜ•••そう。大人しくしてろ。ほら犬。唇についてるマヨネーズソースを舌で綺麗に舐めろ。」
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