• テキストサイズ

お人好しは何かと巻き込まれる【R18】

第26章 幸せの光


「いつも守ってくれてありがとう」

「聖女の守護者だからな。当たり前だろ」

「当たり前じゃないよ!フォルトがいて
くれなきゃ治癒の旅も2年じゃ
終わらなかったよ」

「俺は早く終わらせてルアと結婚
したかっただけ」

「…治癒の旅が終わってから結婚したいって
ワガママ聞いてくれてありがとう」

「いや、ちゃんと役目を果たしてから
じゃないと落ち着かないだろうし…
結婚してなくてもずっと一緒にいれたからな」

「フォルトが一緒にいてくれたから
頑張ってこれたよ。本当にありがとう」

唇に口づけし、抱き締める。
口づけはだんだんと深くなる。

「お礼なら、ちょこちょこ貰えてる」

「お礼?何かしたっけ?」

フォルトの顔が下に降りて胸の頂きを
口に含む。

「きゃっ! んっ…」

「お礼はルア自身。これが俺に
とって一番のご褒美だから」

優しく胸を包むように愛撫しながら
口の中で胸の頂きを転がし刺激を与えていく。

「あっ んっ」

熱くぬめる感触が緩急をつけて襲い
かかってくる。うなじの辺りから愉悦が
広がり腰の奥底がジクジクと疼いてくる。

熱に浮かされたようなフォルトの仕草から
長い事この時を待ち望んでいた感動が
まっすぐに伝わってくる。

「これからはいっぱい抱ける」

上目遣いでルシアリアの瞳を捉えて
微笑むフォルト。

「いっぱい…?」

「そう。旅に支障をきたしちゃ悪いと
思って今まで我慢してきたから…」

ルシアリアだってこの日がくるのを
待ち望んでいたのだ。
今日この日が奇跡とさえ思ってしまう。
同じ気持ちでこの日が迎えられたのだから
我慢する事はもうないのだ。

「うん。いっぱい…愛し合おう?」

「あぁ、仰せのままに」

フォルトは胸の頂きを舌全体を使い
きつく吸い上げてきた。

「…ん…っ、ふぁ…っ」

舌技は快感の花火をもたらし、堪らず
ビクビクッと大きく身を揺らしてしまう。

/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp