第14章 誘淫の印の消し方
「あああぁん!」
引き抜く時の感覚がイッたばかりの
身体には刺激が大きい。
引き抜くとドロリと白濁の体液も
垂れてくる。
「いっぱい注いでもらったね。次は
どうしてほしい?」
「やっ、ちょっと…休憩っ」
寝ているフォルトの横に寝転んで
イッた感覚を落ち着かせるが…
「あぁ、せっかく注いだのに垂れてくる。
蓋をしてもっと注いで上げないとね」
寝転んでいるルシアリアの両足を
曲げてグッと開く。
そしてルシアリアの息が落ち着く前に
再び大きな楔が打ち込まれる。
「きゃあぁぁ…っ!」
「あぁ、何度挿れても…きつくて…
最高。ほら、もっとイッて」
「ああぁん もぅ イッてるっ…あっ
ああぁん あん あぁ あああぁぁ…」
何度イッても二人のフォルトは交互に
ルシアリアの身体を蹂躙し、それは
ルシアリアが完全に意識を飛ばすまで
続けられた。
ルシアリアが目を覚ましたのは日も
だいぶ高くなってからだった。
目覚めるとフォルトに腕枕されて
いた。視線を上げると少し先に
起きたフォルトが優しい笑顔で
ルシアリアの顔を見つめていた。
「おはよう。身体は大丈夫?」
「…おはよう」
朝から大好きなフォルトがいてくれて
幸せだなと、ふにゃと笑いながら
挨拶を返すが、思考もやっと
目覚めてくると起き上がり回りを
見渡す。
フォルトが一人に戻っているのを
確認してしまった。
二人に愛され幸せなのだが、さすがに
身体が保たない。
「ごめん。注いでいい理由があって
嬉しくて止まらなかった」
慌てて回りを見ているルシアリアが
おかしくて苦笑しながらフォルトも
起き上がる。
頬に手を当ておはようの口づけをする。