第2章 in 週末のファミレス(幼馴染みの皆さんと一緒)
数分間要件だけを話すと、松潤はスタイリッシュに電話を切った
潤「会っても良いってさ。翔くん明後日の日曜日、暇だろ?」
翔「ひ、暇だろって!」
ニ「暇ですよね、彼女に振られたばっかなんですから」
ニノに言われて、俺はふて腐れながら言った
翔「…暇じゃないとは、言ってないけどさ…」
潤「じゃあ決まりな。日曜日の11:00に◯◯駅前」
翔「えっ!?…ちょ、ちょっと待ってよ松潤!!(汗)」
(そんな急に言われても、俺智くんの顔しらないし…(汗))
焦る俺を見て、松潤が半分呆れた様に笑って言った
潤「心配しなくても、最初は俺が待ち合わせに付き合ってやるよ」
翔「あ、あぁ…そそそっか、良かった(汗)」
安堵して息を付く俺
松潤はそんな俺を見ながらコーヒーを飲み干して言った
潤「…付き合ってやるけど、待ち合わせの時だけな。
後は二人でどうにかしてくれ」
翔「う、うん…」
(待ち合わせの時だけか…まあ、そりゃそうだよな(汗))
おずおずと頷く俺の向かい側で、相葉ちゃんが元気に手を上げた
相「はいはいはい!相葉さんも行きたいっ!!」
潤・ニ「「ダメ」」
相「………けち」
松潤とニノのダブルツッコミを食らってしょぼくれる相葉ちゃん
俺はその様子をぼんやり見ながら、まだ見ぬ智くんに想いを馳せていた