第5章 in ホテル(もちろんリバーサイド)
それから智くんは、恥ずかしそうに俯いたまま、ぼそりと呟く様に言った
智「……女の人と違って……ちゃんと解さないと、なかなか挿らないから///」
翔「そ、そっか、そうなんだ///」
智「………ごめんね////」
翔「へ?」
何がゴメンなんだと、何故か申し訳無さそうに俯く智くんをポカンと見ていたら
智くんが小さな声で「男でゴメンね、面倒くさいよね」って言った
翔「…何が?面倒くさいよねとか何とか言われても、俺初めてだから比較対照のしようがないし…それに」
俺は膝の上で、申し訳無さそうにカラダを縮こませている智くんの顎を捕まえて上げさせた
翔「智くんで良かったって思ってる……俺の初めての相手が、智くんで良かったって…」
智「………翔くん……ありがとう///」
翔「…此方こそ、ありがとうだよ///」
俺は智くんの唇に、自分の唇を重ねた
そのまま、キスをしながらベッドの上に横たわり、智くんを自分の下に組み敷いた
それから、智くんのカラダをゆっくりと撫でる
華奢なその身体には、程よい筋肉が付いていて、吸い付くような滑らかな感触が死ぬほど心地良い
俺は智くんの肌の感触を楽しみながら、その手を下へ下へと這わせて行った