• テキストサイズ

OH CHERRY!─山コンビ─

第14章 live=love!


.



寝室に飛び込んだ俺は真っ先にゴミ箱を漁った



翔「あった!」



俺は昨夜のプレイの後始末(笑)をしたティッシュを手に取りゴミ箱から拾い上げ

そして、そこにあるべきでは無い痕跡を見つけ


固まった



翔「!!!!!」


松潤「…何か、見つけたのか?」

翔「……………うん」



拾い上げたティッシュ片手に固まった俺の背後から渋い声を掛ける松潤


俺は、手にしたティッシュを凝視しながら返事をして

そのまま、ちょっとここ数日気になっていたコトを話しはじめた



翔「……ここ、何日か、さ

智くんが、急に……エッチの後始末を俺にさせなくなってさ……」

松潤「うん」

翔「何でかなって……そう言うのやるのは俺の役目だと思ってたから、良いよ俺がやるよって言っても…

…翔くんのは僕がキレイにしてあげたいからとか言ってさ…

…エッチが終わるとすぐにティッシュで俺のナニを丁寧に拭くんだよね…」

松潤「うん」



静かに相槌を打つ松潤の声を聞きながら

その時の智くんの様子が脳裏に蘇り

目頭が熱くなる



翔「そんで、おかしいなぁって思っては居たんだけど…他に、変わった様子は無かったから…

…特別、気にして無かったんだ、俺」

松潤「そうか」



どうして、もっとちゃんと智くんの様子に気付いてあげらんなかったんだろうって

後悔で、涙が溢れて声が震える



翔「…………松潤、智くんから何か聞いたの?」



俺はそう言って、ゆっくりと松潤を振り向いて見た



翔「…………………コレの、こと。」



そう言いながら俺は

手に持っていたティッシュに付いた、血の痕跡を松潤に見せた




.
/ 165ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp