第14章 live=love!
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翔「つ、つまり……アレは嘘だってこと?
さっきニノと智くんが言ってた事は…」
松潤「半分本当で半分嘘ってトコだろうな」
相葉「………えっちばっかりじゃなくて、そんなのしないで、ただ傍に居れば良いのかなぁ?」
俺と松潤の話を、壁に向かって(正座の状態で)項垂れながら聞いていた相葉ちゃんが
そのままの体勢でぽつりと呟いた
相葉「……それだったら、おれにだって出来るよ
だっておれ、ニノと居たいもん……えっちなんかしなくたって良い
そりゃ、全然ヤらせて貰えなくなったらヤだけどさ
逢えなくなるよりは、全然マシだもん」
翔「そんなの俺だって同じだよッ!!
俺だって、俺だって、…
蕎麦はつゆ無しじゃ行けないからッ!!!(泣)」(←だから何で蕎麦。)
松潤「は?」
感情が高ぶり過ぎて訳の解らないコトを言う俺を見て
松潤が素っ頓狂な声をあげる
と
その後ろで、相葉ちゃんが漸く顔を上げて叫んだ
相葉「決めたッ!!
おれ、ニノに逢いに行くぅッ!!」
翔「お、俺も智くんに…」
松潤「その前に」
相葉ちゃんがガバッと立ち上がるのに釣られて俺が立ち上がるのを見て
松潤が静かにそれを制した
翔「そ、その前に、何だよ?」
松潤「翔くん、本当に何も心当たりは無いのか?
智さんがお前と距離を置こうとした理由が」
翔「え?」
松潤「最近智さんに何か変わったコトが無かったのか?」
翔「……最近……変わったコト……?」
毎日変わったエッチはしてるけどな
とか思って首を傾げて、ふと思い当たる
翔「もしかして…!!」
俺はダッシュで寝室に向かった
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