第14章 live=love!
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ビックリして振り向いたら、翔くんが公園の入り口で大股を開いて立ち
あんぐりと口を開けて固まっていた
智「……翔くん……」
翔「な……な……な……なんで……
……なんで、こんな……」
智「……翔くん?」
翔「Σナンデェーーーーッ!!!(号泣)」
ニノ「あ、ソレ俺の十八番芸。」(←笑)
翔「Σうわぁああーーーんっ!!青春のばっきゃろぉおおーーーーッ!!!(超絶号泣)」(←泣きながら走り去るチェリー)
智「Σしょ、翔くん!?(汗)」
ニノ「森田知事か。」
智「(そう言えば今朝も“ダイジョブ”とか言ってたな)………マイブームなの?翔くん………」(←そうでなく。)
僕は、公園の入り口から泣き叫んで走り去って行く翔くんの後ろ姿を見ながら
何となく
さっきの自分を思い出した
智「………………………………やだな、みっともない////」(←え?)
ニノ「あ〜あ、あれ……智さんが俺と浮気してると勘違いしたんじゃないっすかね?」
二宮くんが、ベンチに座ったまま、翔くんが走り去った方を見て呟く
智「………別に良いよ」
僕は、ベンチに座り直しながら言った
智「………勝手に勘違いして………捨てたらいいんだ、僕のことなんて」
ニノ「智さん、アナタ………」
ギュッと両膝の上で手を握り締める僕の顔を、下から覗き込んで
二宮くんが呆れた様に言った
ニノ「なんつう解り易い嘘をつくんです
さっきは、離れたくないって叫んでた癖に。」
智「…………//////」
……そうでした/////
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